クレジットカードには銀行系、信販系、流通系、メーカー系、交通系、石油系などがあります。
銀行系カードは、銀行の子会社のカード会社が発行するものです。JCB、三井住友カード、UCカード、DCカード、UFJカードなどが代表的です。安心感や信頼があり、ステータスが高いのが銀行系の特色です。
信販系は、信販会社が発行するカードです。信販会社は個品割賦を手がけてきましたが、いまは個品割賦とクレジットカードの両方を行っています。NICOS、ジャックス、セントラルファイナンス、オリコ、クオークなどが代表的です。この系列は加盟店との結びつきが強いので、地域での営業力に秀でており、分割払いなど支払い方法も様々です。
流通系の多くは、百貨店やスーパーマーケットが母体となっており、ポイントカードとしての機能もついているものが多いです。対象店舗での値引サービスや割引サービス、カードのポイントが一般の加盟店での利用分より優遇されるというものが多いです。カード業界の中でもマーケティング力に優れた会社が多いのが特徴です。
メーカー系カードは、トヨタファイナンスや日産フィナンシャルサービスなどの自動車メーカーや、日立キャピタル(日立グループ)や三菱電機クレジット(三菱電機グループ)などの電機メーカー、ほか家電メーカーなどが発行しています。従業員のみに発行を行っていて、一般への発行は行っていません。顧客の囲い込みを狙うと共に、関連商品のクレジット販売の取扱いを行なうことを目的に発行されていますので、メーカー独自の特典が受けられます。住友信託銀行の子会社である住信・松下フィナンシャルサービスもこの分類に含まれます。
交通系は、電車・バスなどの交通事業者発行のクレジットカード、または交通事業者と提携するカードのことです。系列の百貨店などグループ各社と連携している場合が多いので、流通系としての機能も併せ持っています。最近では、ICカード乗車券と連携もしています。航空系では、JALカードやANAカードがありますが、クレジットカード会社と提携したカードを主体としています。
石油系は、出光興産とセゾンが出資する出光クレジットが、石油系で唯一のクレジットカード会社です。